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マクロス エリシオン & VF-31J+フレイア 掲載 [エリシオン&VF31J+フレイア 製作記]

今月のHobbyJapan誌 2016.11 No569 へ、メカコレマクロスエリシオンと、VF-31J+フィギュアライズバストのフレイアを掲載して頂きました。
ホビージャパン201610.jpg
今月の表紙は先月のゴジラから一変、ドキドキしちゃいますね(^_^*)
こんなキュートな娘達がデスクトップにいたら、癒されちゃいそうです。

んでもって、今回はメカコレで発売されたばかりのマクロスエリシオンを製作させて頂きました。
後ろから.jpg
エンジン部分の大小たくさんある噴射口の光を再現しています。
完成品は、10センチくらいしかありませんが、細部まで忠実に再現されていて、軽く塗装してスミ入れしてあげるだけで、素晴らしい完成度になります。
今回は砲身を真鍮線に替えたり、デルタセンサーを自作して、より精度を上げる工作をしてみました。
詳しい工作の内容は紙面でご確認下さい(^^)/

更に、メカコレのVF-31Jと、フィギュアライズバストのフレイアを組み合わせ、ルンピカ!にしてみました。
フレイア.jpg
VF-31Jは、エンジン発光に加え、キャノピーを透明化して電飾しています。
機首のセンサーは、フレイアのルンと同期して明減しています
フレイアはアチコチで話題になっていますが、ものすごい分割技術でバチピタで組みあがるのが気持ちよいキットです
今回は、付属のシールを一切使わず塗装で仕上げています。
口の中も、パテで作って立体的にしてみました。

頃合を見て、こちらも製作記を連載してみようと思います。
よろしくお願いします(^^)/

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6 ベースの製作 [シルフィード 製作記]

ベースを製作して完成です!

シルフィード単品でもカッコイイのですが、やはりドックの情景を製作して、よりゲームの世界を表現してみたいと思います。
ドックはかなり広いのですが、全て作ると巨大なジオラマになてしまいますので、シルフィードが係留されている部分と、出撃の時に下へ移動するエレベーター部分のみ製作してみます。
B4のプラ板を組み合わせて、壁を作りました。
ベース外枠.jpg
2ミリ厚のプラ板をそのまま使って床と壁を作りました。
シルフィードは係留アームにぶら下がった形で宙に浮いています。
アームは真鍮パイプでガッチリ支えられますが、壁への固定もしっかりしておかないと、ちょっとした振動でブルブルと震えてしまってカッチョ悪いです。
ジャンクパーツを補強に使って、壁との2点で支える構造にしました。
更に、壁にも金属のL型アングルを使って補強を加え、壁自体のゆがみも極力出ない様に強化しています。

シルフィードが格納状態の時、床となるプレートを製作しました。
プラットホーム.jpg
映像を参考に、プラ板でプレートを自作しています。
サークルカッターで円を切り出し、スジ彫りやプラパーツでデコレーションしました。

んで、このプレートの上のみ人工重力があるらしく、作業員が立っていたりするワケですが、赤く光る誘導棒を振っていたりするんです。
でも、1/144サイズのフィギュアの、誘導棒だけを発光させるなんて、光ファイバーでも無理です。
そこで、レーザーを使って光らせてみようと思います。
レーザーで.jpg
A MSフィギュアの誘導棒を持っているクルーを使います。
  棒を上に高く上げているので、レーザーを上手く当てれば棒だけを発光出来そう
  ですね。
B ずっと昔、秋月電子で500円で買ったレーザーです。
  乾電池2本で3Vを繋ぐだけで、レーザーポインターが完成しちゃいます。
  出力は1mWと弱いものですが、絶対に目に入る角度で使用してはいけません。
  今回使用する際にも、どんな角度で見ても、レーザー光が見えない様に配置を
  工夫しています。
C レーザーは小さいのですが、ジオラマに組み込むとなると大き過ぎます。
  プレートに立てて埋め込んでスペースを最小にし、ミラーで角度を変えて使います。
  3ミリ角程のミラーなんて、既製品ではありませんので、100均の鏡を割りました。
  破片の中から、使えそうなサイズのものを拾います(^_^;)
D ミラー片を45度にセットすれば、レーザーは90度角度を変えて、横から出てきます。
  レーザー自体は非常に細い光ですので、1ミリ径の穴を開けた壁から照射
  するようにしました。
  ジャンクパーツで完全にレーザーを覆ってしまい、万一固定が外れてもレーザー光
  が出てこない構造にします。

フィギュアをレーザー光の位置に固定すれば、誘導棒のみ発光できます。
レーザーで2.jpg
A ボックスの中では、上に照射されたレーザーが、ミラーで90度角度を変え、横の1ミリ
  径の穴から照射されます。
  穴は見えない様にひさしを付けました。
B フィギュアの誘導棒の高さに合わせてありますので、後はフィギュアの位置を動かして
  誘導棒にレーザーを当てるだけです。
  光が左手に半分、右手に半分当たる位置に固定する事で、両手の誘導棒が光ります
C レーザー光は、余程汚れた空気中でなければ見えません。
  拡散せずに直進するので、遠く離れていても光が弱くならないのが利点です。
  フィギュアだけ見ると、どうして光っているのか、マジックみたいな電飾となりました。

ベースの壁にメカを貼り付けて、宇宙船のドックを再現してみます。
カベメカ貼り付け.jpg
A 壁にジャンクパーツをガンガン貼り付けて、一面メカで覆われた壁を作ります。
  主にAFV関係のジャンクを使って埋め尽くしました。
  あんもさんに聞いたら、すぐに元のパーツの名前がスラスラ出てきてしまったので、
  わかる人が見ればバレバレなんですけど、雰囲気重視ということでお許しを(^_^;)
  係留アームは横に移動して、それから下に移動し、吊り下げられて発進!となり
  ますので、移動するガイドを配線を隠すモールで自作しています。
B プレートの前に空間を作り、プレート自体が別のユニットである事を表現しています。
  空間にもメカを貼り付けましたが、パイプがあるとソレらしいと思い、ランナーを利用
  してパイピングしています。
  角がまるいランナーを使う事で、配管らしくなりましたし、途中のゲートも支えとして
  利用しています。
C メカを貼り付け終わった様子です。
  縦に揃っている部分と、横に揃っている部分を意識しています。
  ただ闇雲に貼り付けるよりも、メカニック感が増します。
D 下降していく部分には、天井を作ってメカを貼り付けました。
  強度として心配の種が増えますが、これによってシルフィードの動線がイメージ
  しやすくなります。
  下に降りていくガイドには、100均のプラレールの線路をまんま使いました。

係留アームをデコレーションします。
係留アーム.jpg
A 係留アームは、船外に出てから更に下へ折れ曲がり、係留フックが外れて発進します。
  なので、直線ではなく、折れ曲がる部分が無くてはなりません。
  真鍮パイプは直線なのに、曲がる部分を持ったアームに見える様にデコレーション
  してみました。
  ロッドの部分も、映像では角棒なので、プラ板を貼って四角に変えています。
B シリンダーや油圧チューブなどを付け、いかにも動きそうなアームにデッチあげます。
  更に、マニュアルで動かす場合もあるだろうと、手動操作卓を追加してみました。
C フックの部分に、映像ではグリーンのライトが光っていましたので、チップLEDを付けて
  みました。
  発進時には赤に光りますが、今回は待機状態ですので、グリーンのみです。
D 発光させてみたら、明る過ぎてシルフィードまで緑色になりました。
  これはもっと光を弱くしなくちゃイケませんぞよ

ほぼディテールが出来ましたので、塗装します。
プレート塗装.jpg
プレートは、円形部分を濃いグレーにしました。
ゲームの映像でも濃かったのですが、それよりも濃くして、周りも大袈裟に汚しています。
これによって、白いシルフィードの機体をクッキリと見せる効果があります。
プレートのエッジには、エッチングの手すりを付けました。
なんとなく付けてみたのですが、スケール感が出てくれてシメシメです。

壁のメカも塗装しました。
カベメカも塗装.jpg
壁は、缶スプレーで、一気にブラックに塗装してしまい、そこからFS36495を吹き付けてグレーにしました。
ブラックがヘコんだ部分に残って、立体感が出てくれます。
FS36495は、あまり発色させずに吹いて、全体を暗いグレーで仕上げました。
シルフィードの白い機体が・・(以下同文)
奥になる部分や、高さのある下の部分は、更に暗くして巨大な空間らしく仕上げています。

スミ入れして、汚しを加えます。
スミ入れと汚し.jpg
スミ入れはエナメルで、こげ茶色を作って流しました。
綺麗にふき取らない部分を作って、汚れを表現しています。
メカなのに、メタリック系を一切使わず、塗りワケもせず一色で仕上げ、あくまで背景としての役割に徹して頂きました。
そのぶん、白いシルフィードの機体が・・・(以下同文)

係留フック周辺のアップです。
係留アームの塗装.jpg
暗くて汚れているドックのイメージですね。

このままでは、下降していく発進口がイメージしにくい気がしたので、誘導灯を追加する事にしました。
アプローチライト.jpg
A 1ミリプラ板で仕切りが付いた箱を作りました。
  下降するガイドの両脇に付けるので、左右2本あります。
B 表面は0.3ミリのプラ板に、ジャンクパーツを貼り付け、一部にマスキングテープを
  貼ります。
  テープの位置は、仕切りと同じ間隔にしてあります。
C ブラックで遮光の塗装をして、グレーを重ね、マステを剥がせば、そこだけ発光する
  アプローチライトが完成です。
D 仕切り内部には、5ミリの赤色LEDが入っています。
  タマタマ5ミリの赤色LEDが余っていて、どう使おうか悩んでいたのですが、ちょうど
  よい使い道が見付かって良かったです(^_^;)
  配線はベースのプレートの中に集め、上から下に順番に点灯するプログラムを組ん
  だPICマイコンに接続しました。

ついに完成です!
完成.jpg
これでやっとシルフィードが完成しました。
正直、古くてあまり知られていないマイナーなゲームだと思っていたのですが、ツイッターや展示会では大変好評を頂きました。
ロストプラネットバージョンも発売されるみたいですので、作ってみてはいかがでしょうか?
完成画像は、いつもの様に、別記事としてアップさせて頂きます。

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5 本体の完成 [シルフィード 製作記]

塗装、デカール、汚し等を加えて、本体の完成です。

PLUMさんから、シルフィードの新製品、ロストプラネットバージョンが発売になりますね。
ロストプラネットバージョン.jpg
詳しくはこちら(画像はこちらから頂きました)
「プラムスタッフブログ」
http://ameblo.jp/plum-pmoa/entry-12196374881.html
水転写デカールが付くという、ちょっとショックを隠せない心境ではありますが、こんなに古いゲーム機体をシリーズ展開してくれるのはありがたいです。
もうちょっと早くキット化してくれたら、もっとカンペキなシルフィードを作れたのですが、展示会には間に合わなかったので仕方ありません。
ちなみに、もう一度作る気力はナッシングです。

全体を機体色で塗装します。
塗装.jpg
A 主翼からの配線は、コックピットブロックに引き出しました。
  シルフィードはスカスカな機体ですので、マイコン等を内蔵させるには、
  ココしかありません。
B 塗装はブラックの下地から立ち上げます。
  ホワイトをムラを付けて重ねる事で、影や均一でない塗装面を作ります。
C ホワイトとして、ガイアカラーのニュートラルグレーⅠを重ねました。
  影は紫に寄った青に発色してきます。
D 全体に同じ塗装を施しました。
  ブラックにホワイトを重ねると、後からブラックが滲み出てくる傾向があります。
  何度か重ねて、ホワイトの発色を調整しておきました。

塗りワケ部分を塗装しました。
塗りワケ.jpg
シルフィードの塗りワケポイントは少ないのですが、姿勢制御のスラスター部分やインテーク等を、エクストラ・ダクーシーグレーで筆塗りしました。
明るいホワイトと暗めのグレーで、コントラスト差をハッキリさせた仕上がりにします。
インテーク内のエッジなどを筆塗りするのは難しい予感がしますが、なーに、エナメルのニュートラルグレーを流せばエッジはクッキリと塗装できます。

続いて、自作デカールを貼ります。
デカール.jpg
A キットにはデカールが一切付属していませんので、マーキングは自作するしか
  ありません。
  PS2版のOPムービーを参考に、デカールを自作してみました。
  家電量販店でも手に入る、タトゥーシールを使いました。
B 機首に貼ったところです。
  赤いラインが入ると、キリッとしますねー
C 主翼には、「F.P.S.F」と書かれていたので、そのまま真似して作ってみました。
  何の略称なのか判らなかったのですが、Federation Planets Space Force =
  惑星連合宇宙軍って意味なのかな?と勝手に予想しています。
D 尾翼とコックピット後ろには、風の妖精シルフィードをモチーフにしたマークがあり
  ます。
  このマークが気に入ってしまい、何としても再現したいと思いました。
  ちなみに、PS版のパッケージ写真から自作しています。

デカールを更に追加しています。
デカール2.jpg
A レーザーにもF.P.S.Fの名称を入れました。
  ゲームの機体では、このレーザーが違う形をしていますので、マーキングはありま
  せんけど、模型は好きに作っても良いものだと思います。
  自分がカッコイイと思ったら、ドンドンやらかしてしまいましょう。
B センサーアレイに付く、4基のレーザーにもマーキングします。
  他にも、自作デカールだけでは足りないので、コーションマークは、Vertexのデカー
  ルなどを使ってアレンジしています。
C デカールを貼り終えました。
  何もマーキングが無い状態と比べると、とてもカッコ良くなったと思います。
D 後方から。
  これで完成でも構わないのですが、ピカピカの新品ですよね~
  模型にしか見えないので、少々汚しを加える必要がありそうです。

電源供給のためのコネクタを製作します。
電源コネクタ.jpg 
A キット付属のスタンドにセットしたとき、電源を供給してくれるピンを付けました。
  シルフィード単体で飾っても、電飾の光を楽しめます。
B んでも、今回はジオラマで製作するので、係留フックで宙吊りになった状態で電源
  を供給出来なければなりません。
  実は予め、係留部分に真鍮パイプとコネクタを埋め込むための穴を開口してあり
  ました。
C 係留するアームは、シルフィードの全重量を支える強度が必要なので、真鍮製の
  パイプを使います。
  中に配線を通せますので、電源もここから供給出来そうです。
  パイプに2ピンの電源ラインを付け、配線は横に空けた穴からパイプの中を通して
  ベースの壁へと引き出しています。
D 船体側には、径の太い真鍮パイプを埋めて、シルフィードのメタボな身体をしっかり
  支えて頂きます。
  真鍮パイプに真鍮パイプを差し込むことになりますが、サスガ金属。かなりガッチリ
  と支えてくれました。
  プラだったら、ちょっとした振動でブレブレになってしまったでしょう。

船体には、マイコンを仕込みます。
マイコン.jpg
スペースが無いので、基盤取付け用のPIC12F675を内蔵させました。
このマイコンひとつで、ビーム砲を明減させ、エンジンも明減させ、航行灯を点滅させています。
ちょっと専門的な話になってしまって恐縮ですが、PWM(Pulse Width Modulation)による明減を擬似的に並列処理させて、発光のタイミングを変えてプログラミングしました。
レーザーはゆっくりと明減しますが、エンジンはゲーム中のタイミングに合わせています。

仕上げに、汚しを加えました。
汚し.jpg
A 主翼や尾翼には、スジ状の汚れを加えています。
  白い機体のイメージを壊さない様に、控えめに、ここぞという場所に書き込んで
  います。
B 角の部分には、薄いエナメルのブラックを綿棒に染み込ませて、コロコロと転がして
  汚れを加えました。
  エッジが引き立ってく、リアリティーもアップしてくれると思います。
C 機首部分は、特にデブリなどで汚れが強くなると思いますので、他より強めに汚し
  をくわえていたりします。
D 明らかに金属である部分には、シルバーで軽くドライブラシをしました。
  金属らしくなるし、ディテールも見えてくるので重量感が出てくれます。

本体の完成です。
このブログの画像は、クリックで拡大表示されますけど、完成画像は1280ピクセルでアップしてみました。
細部までお楽しみ頂ければ幸いです。
本体完成1.jpg
やっと本体が完成しました。
そうそう。プチテクですけど、尾翼のマークは内側をちょっとだけ上にして貼ると、ナナメから見た時バランスが良くなります。
もういっちょ。あおりで見た完成画像です。
本体完成2.jpg

次回からは、ベースの製作をご紹介したいと思います。
よろしくお付き合い下さい。

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4 センサーとサブエンジン [シルフィード 製作記]

今回はセンサー、航行灯、ビームエンジンの製作です。

シルフィードの主翼には、チューリップ状の膨らみがあり、センサーアレイと思われる機器があります。
センサーアレイ.jpg
PS2版のOPムービーでは、この中に赤く光っている点があり、コレまたカッコイイです。
翼端灯の配線を使って、センサーの光を作ってみることにしました。

ひとつのLEDの光を、光ファイバーで分岐させます。
センサーの発光.jpg
A キットのパーツです。
  内部にたくさんのダボがありますが、意外と空間は広いです。
  これなら、LEDを仕込んでも大丈夫ですね。
B センサーアレイには、ちょっとディテールを加えてみました。
  小さな突起を付けたり、装甲よりも長いロッドを追加してみたりして。
C 主翼に赤色3ミリLEDを取り付けました。
  翼端灯の電源ラインから並列に繋いでいます。
  今回電源はマイコンを使う関係で5Vしか無いので、直列にしてしまうと電圧が
  足りなくなります。
  LEDは330Ωの保護抵抗を付けて、熱収縮チューブで遮光してしまい、先端から
  しか光が出てこないようにしています。
D センサーアレイを取り付け、0.5ミリの光ファイバーで光点を作りました。
  チューブの先端にはスキマが出来て、そこから光が漏れてきますから、爪楊枝
  の先で塞いでおきます。
  なんで爪楊枝?と疑問に思うかも知れませんが、テーパーが付いていて柔軟性
  もあり、簡単にカット出来て単価も安い。ってなワケです。

両翼のセンサーに同様の加工をして、無事にセンサーの発光です。
センサー組み立て.jpg
ちょっと光が強すぎたかも知れません。
もうちょっと抵抗をかけて、光を弱くすれば良かったかな?
まぁ、思惑通り、センサーの光を再現出来たので、ヨシとします。

次に、尾翼に航行灯を仕込んでみます。
ゲームのOPでは、尾翼の先端ではなく、中間で点滅するライトが確認出来ます。
んでも、航行灯は羽の先端で光っていた方がカッコイイと思いましたので、尾翼の先端に作ってみる事にしました。
尾翼は上下に双葉状に開いていて、しかも2枚ありますから、4箇所に光点を作らねばなりませぬ。
航行灯.jpg
A 尾翼と言っても、厚みが結構ありますので、ここもチップLEDを直接埋めてみます。
  0.4ミリの幅で、外側になる面へ溝を彫りました。
  先端はチップLEDが収まる広さで切り欠きを作っておきます。
B チップLEDを配線しました。
  使用するのは赤色の1608タイプですが、赤いLEDは使用する電圧が2V程度と
  低いので、5Vの電源に直列に繋いでもちゃんと両方光ります。
  配線の数は、出来るだけ少ない方が助かりますので、ここは直列で繋ぎました。
C 先端の拡大写真です。
  チップLEDが余裕で収まってくれました。
  この後、翼端灯と同様に、100均のUVレジンで透明化して削りだし、塗装で小さな
  光点を作っていきます。
  配線をエポパテで埋めてしまうのも同様です。
D 反対側の尾翼にも、同じ工作をしました。
  ちなみに、溝を彫って配線を埋めるので、本当は溝を消した跡が目立たない様に、
  内側の面に溝を彫るのがベストです。
  でも、途中からエンジンとの合わせ目を通していけば、溝を埋める必要が無くなり
  ますので、パテ埋めする長さがかなり短くて済むため、外側に配線を通したワケな
  んですね。

配線をまとめて引き出しておきます。
配線処理.jpg
A エンジンを接着し、航行灯とエンジンの配線を引き出しました。
B 配線はセンサーアレイの中に出てきます。
  ここで、翼端灯・センサー点灯・航行灯×2・エンジン全てのマイナス線を繋いで
  しまいます。
  マイナスをひとつにまとめてしまうことで、配線の数を減らしてしまいます。
  機体との接続部分ギリギリのところに穴を開け、そこまで溝を彫って、配線を下面
  から上面へと通しました。
C 組んでから見えてしまう部分をパテ埋めします。
D パテが硬化したらペーパーで成型してパネルラインやモールドを元に戻し、やはり
  何事も無かったかの様にバックレます。

全て発光させてみましたー
航行灯完成.jpg
翼端灯とセンサーは点灯しているだけですけど、尾翼の航行灯は点滅させてみたいと思います。

電源を供給するコネクタを作ります。
電源端子.jpg
A キットには、ディスプレイスタンドも付属しています。
  シルフィードは宇宙戦闘機ですので、着陸する必要が無いため、ギアがありません。
  下の突起部分がスッポリと収まるスタンドに差し込んで飾ります。
B この突起部分には、内部にポリキャップが入り、スタンドにしっかりホールドされます。
  幸い、ポリキャップの前に幅がありますので、ここにコネクタを仕込みます。
C パーツを削って、2Pのコネクタを取り付けました。
  スタンド側にも2Pのピンジャックを取り付ければ、ここから電源を供給できますね。
  実は、電源は機体の上にある係留アームからも供給出来るように製作しました。
  展示会では、ほとんど係留アームに固定した状態で展示していたので、後ろ側を
  見れた方は僅かだと思います。
  本当はベースから取り外して、シルフィード単体で楽しむ事が出来ました。
D 裏側には装甲のスキマがありますので、テキトーなジャンクパーツで埋めています。
  どうもスキマを見ると、ジャンクパーツを詰め込んでしまいます(テヘペロ)

続いて、ビームの後ろにあるサブエンジン?の工作です。
エンジンは前回工作した三角の噴射口が2基ありますが、ビーム砲の後ろ側にも、コーンが付いた噴射口があります。
ゲームでは発光していないので、サブエンジンかも知れません。
コーンの加工.jpg
A まずはコーンの加工です。
  大きなコーンの中に、3個の噴射口がある変わったデザインです。
  ゲームと同様に、今回は発光させませんので、そのぶんディテールアップに力を
  入れてみたいと思います。
  機体の陰に隠れてしまって、ほとんど見えないなんて気にしたら負けです。
B 最近知ったのですが、ロケットのエンジンはコーンが熱で溶けてしまわない様に、
  液体酸素や液体水素を巡らせて冷却しているみたいです。 
  それを気化させて燃焼させているそうで、何とも凄いテクノロジーですねぇ
  んで、コーンにパイプが巻かれているディテールを付けるため、溝を彫ります。
  チゼルの高さを固定して、コーンを回転させて等間隔の溝を彫りました。
C 0.28ミリの真鍮線を巻き付けてパイプのフリをします。
  真鍮線は、予め棒に巻きつけてクセを付けておきます。
  金属は瞬間接着剤と相性が良いので、ガッチリと付いてくれます。
D ビーム砲の他の部分もディテールアップしておきます。
  どうせ装甲が付いて、ほとんど見えないのですが、ジャンクパーツを使ってメカ
  っぽいディテールを勝手に付け足しています。

ロケットエンジンらしいディテールを追加しました。
エンジンメカ追加.jpg
A 電源の配線を通しておきます。
  内部のダボ等を切り取って、配線を機体まで通しておきます。
  機体と接続されるのが、5ミリ程度のシリンダー1本なので、中に穴を開けてしまう
  と、強度が心配になります。
  配線が丸見えになってしまいますが、ここはパンタグラフのうしろを通して、直接
  配線することにしました。
B コーンの周辺に、ロケットエンジンらしいディテールを加えています。
  パイピングがメインとなりますが、液体燃料が通ることを知っているのと知らないと
  では、工作内容が違ってきたでしょう。
C 「らしく」見せるって難しいのですが、なぜここにこんなパーツがあるのか?と考えな
  がら工作すると良いのかも知れません。
  難しいけど、楽しい部分でもあります。
D コーンの内部は、噴射によって酸化した金属を意識して塗装しています。
  エナメルでスジ状の汚しを無数に書き加えています。

機体下部分が完成しました。
エンジン完成1.jpg
案の定、セッセとディテールアップしたメカ部分は、ほとんど見えないという悲惨な結果になっていますが、製作している間はとっても楽しかったので充分満足です。
装甲などは手を入れた分、シャキーンとしてくれたので、キットの素組みと比べれば格段によくなっていると信じたいです。
特に、噴射口周辺は密度がアップして萌えポイントです。
エンジン完成2.jpg
どうせ、覗かないと見えない部分なんですけどね。
そんなところに時間と手間を掛けてしまうのは、モデラーの悲しい性かも知れません。

次回は、デカール、汚し、本体完成まで行きたいと思っています。

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3 エンジンと翼端灯 [シルフィード 製作記]

今回はエンジンと翼端灯の電飾です。

エンジンはゲームと同様に、ポリゴンを匂わせる三角の噴射口と直線で構成されています。
エンジンのパーツたち.jpg
噴射口はナナメのストライプまで再現されていて、再現性はバッチリですね。

エンジンもゲームと同様に赤く発光させてみたいと思います。
噴射口を加工します。
噴射口の開口.jpg
A 噴射口パーツの底を開口します。
  内側にギザギザが付いているので、穴を開けて成型するのは大変です。
  それより、底の部分を切り取ってしまった方が、加工はずっと楽ですよね。
  んで、普通にノコギリで切り取ると、断面が平らに仕上がらないので、
  1ミリプラ板を敷いて、チゼルを使って溝を彫って切り取り、高さを均一に
  しました。
B 底だけを綺麗な平面で切り取れました。
  この後、プラ板を貼るので、平面に切り取る事はワリと重要です。
C 切り取った底に合わせて0.3ミリのプラ板を切り出し、そこへストライプの
  フィンを貼り付けて元通りに再現します。
  0.5ミリのプラ板を細切りにして、MSグレーで塗装した板を、等間隔で
  貼り付けています。
D 噴射口もMSグレーで塗装して、底を貼り付ければ完成です。
  赤い光を透過して、ストライプの影が出来る噴射口を狙っています。
  メタリックのMSグレーで塗装したのも、キラリ感を出すためです。

PLUMさんのHPでも紹介されていた、エンジンの壁を加工しておきます。
合わせ目の変更.jpg
A エンジンの噴射口を囲むエッジ部分は、尾翼と一体になっている部分があって
  そこだけ隙間で出来ます。
B 組んでみると、なるほど。エッジ部分が尾翼側だけ別のパーツな感じになるん
  ですね。
  別にそれ程、気になる違和感ではありませんが、今回は電飾しますので、
  このままでは尾翼と噴射口の隙間から、光が漏れてくる可能性があります。
  つー事で、尾翼側のエッジをエンジン側に付け替える工作をしました。
C 尾翼のパーツにあった壁モールドを削り取りました。
  代わりに、エンジンパーツ側に、1ミリプラ板で壁を作ります。
D これでエンジン側に壁が付きました。
  尾翼とは分離された感じになって、仕上がりとしても見映えが良いですね。
  これで何の心配もなく、噴射口だけを発光させる事ができます(^^♪

エンジンにLEDを仕込みます。
エンジンにLED.jpg
エンジンの内部をブラックで塗装して遮光します。
その後、ホワイトを吹いて、光を反射する色に戻しておきました。
LEDは赤の3ミリ砲弾型で、配線してから熱収縮チューブで後ろ側を塞いでしまい、噴射口側にしか光が出てこない加工をしています。
エンジンパーツの合わせ目に、ちょっと窪んだ段差があるので、合わせ目から光が漏れてくる心配はなさそうです。

発光させてみました。
エンジン発光.jpg
赤い光がストライプの影を作って発光し、ゲームの雰囲気バリバリです。
後程、ホワンホワンと明減させる計画ですので、更にゲームの中のシルフィードっぽくなってくれるのでないかと、テンションも上がります。

次に、翼端灯を発光させてみたいと思います。
ゲームでは翼端灯は発光していませんが、一般的な航空機の様に右に緑、左に赤の航行灯が光ったらカッコイイですよね。
LEDの取り付け.jpg
1608(1.6mm×0.8mm)タイプの極小チップLEDを使用します。
0.18mmのポリウレタン線をハンダ付けしました。
翼端灯になる部分を、ちょっと大きめに切り取り、チップLEDを取り付けました。
配線は、主翼の下側に0.4ミリの溝を彫って埋め込んでいきます。
機体と接着するギリギリの幅まで引き伸ばしましたが、途中で埋めていない部分を作っています。
ここにはチューリップ状のセンサーが付きますが、そこにも電飾を仕込みたいので、この配線を使って発光させるようと企んでいて、その準備です。

翼端灯のレンズは、100均のUVレジンです。
クリアー化.jpg
A マスキングテープで囲いを作って、100均のUVレジンを流しました。
  レジンはドロッとしているので、気泡が入りやすいので少しずつ足していくのが
  コツです。
  思いっ切りはみ出していますが、どうせ後から削り出すので、大量に盛ります。
B UVライトを10分程照射します。
  太陽光線の紫外線では、なかなか固まりません。
  ライトはタイマー付きでも3000円位で買えますので、時間をお金で買います。
C 表が硬化したら、今度は裏にもレジンを盛ってUV照射です。
  テンコ盛りになりますが、どうせ削り出すのでケチケチしません。
D 元の形に戻す要領で削り出します。
  ちょっと普通のプラよりも柔らかい感じですが、切削性は良いです。
  最後にクリアーを塗ってあげると、素晴らしい透明度になります。

配線は、パテで埋め戻します。
パテ埋め塗装.jpg
A 配線を埋めた溝に、エポキシパテを詰めて硬化させます。
  UVレジンをパテに使えないかと試してみましたが、柔らかくて綺麗に成型
  できませんでした。(ちっ)
B ペーパーで表面を元通りに成型します。
  パネルラインのスジ彫りも彫りなおし、何事も無かったかのようにバックレます。
  塗装してしまえば、配線が埋まっているなんてわからなくなります。
C クリアー化した部分は大きめにしてありますので、必要な発光部分だけを
  マスキングして、ブラックで遮光します。
  わずかにグリーンの光が漏れていますが、光が完全に見えなくなるまで吹き付けて
  カンペキに遮光します。
D 機体色のガイアカラーニュートラルグレーⅠを吹いて、マスキングを外しました。
  先端のちょっとした部分だけが発光することになります。
  これでも、スケール換算すると45センチの翼端灯になります。

翼端灯の完成です。
翼端灯完成1.jpg
光ファイバーでは無く、LEDの光そのままですので、とても明るく発光してくれました。
ちょっと明るすぎるので、後で調整する必要があるかも知れません。
翼端灯完成2.jpg
ゲームの設定では光っていない翼端灯ですけど、あった方がカッコイイと思い、取り付けてみました。
自分としては充分に満足しています。

次回はセンサーとサブエンジンの工作をご紹介します。

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